手術以外の多汗症治療

多汗症治療というと、手術によって発汗の原因となる神経や感染を切除する方法がよく知られていますが、これはあくまでも最終的な手段であり、手術以外の選択肢がないワケではありません。



手術以外の多汗症治療はいくつもありますので、治療を受けようと考えた際には、まずそうした方法を知っておくとよいでしょう。
では、手術以外の多汗症治療にはどのようなものがあるのかというと、内服薬や外用薬による投薬療法が挙げられます。



まず内服薬では、発汗を司る交感神経の動きを抑える作用のあるプロパンテリンや自律神経のバランスを調整する作用を持つトフィソパムといった薬が処方されることとなります。

また副作用が気になるような方に対しては、主に体内の水分を排出する作用を持つ漢方薬が併用されることも珍しくありません。
外用薬では、汗腺を塞ぐ作用を持った塩化アルミニウム液が主に多汗症治療に用いられています。

汗が気になる部分に直接塗布することで効果を発揮しますので、基本的には脇や手のひらなど局所的な多汗に有効とされています。



また日本ではあまりメジャーな治療法ではありませんが、汗腺に水を通して微弱の電流を流し、発汗を阻害するイオントフォレーシスという方法もあります。
これは一般的な皮膚科ではなく多汗症治療を専門に行っている病院で行われていることが多くなっていますので探してみるとよいでしょう。

このように多汗症の治療には手術以外にも選択肢がありますので、1人で悩む前にまず相談をすることが大切です。